今、着物を解いた生地を使って、野良着の「たつけ」を縫っています。
日本の反物の幅の生地を使って、最小限の裁断をして余すことなく使うところが、手ぬぐいブラにとてもよく似ています。
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私がたつけを知ったのは最近で、どちらかというと着物を解く度に余すことなく使うことに感動していました。
だから、手ぬぐいブラの余った三角の部分は切らずに縫い込んで使っていました。
「たつけ」の作り方にもそんなところが出てくるし
人に合わせて作るもんだから、うちでいうふんぱんのウエストやらブラで言えば鈴蘭みたいな感じで曖昧な辻褄合わせみたいな寸法表示も出てくる訳で。
振り返ってみると
私はいつの時代を生きているのか、明治大正昭和、それよりも前かもしれない。
先祖の意識が残っているのか、冬になれば春から秋にに向けての着るものを用意したくなります。
これは、田舎の蔵に残っていた糸巻きやら機織り機が物語っていて
雪の降る季節には家の中で出来る作業をしていた証。
そう、私は、そんなこと知らないはずなのに、私のどこかに残る先祖の意識なのかもしれないなと、深く感謝するのでした。
先祖がえり?とまでは行きませんが、新しいものと古き良きものを融合させて楽しませて貰っています。
蔵が怖くて(崩れそう)入れないので、いつかその道具たちも使ってみれたらいいんだけど。
材料や道具から作り、糸を紡いで機織りをし、1年間の家族の着るものを冬の家仕事で作っていた。
今はとてもとても便利な世の中ですね。今こそ必要な手間もあるのかもしれない。改めて見直ししてゆく時期だと感じています。