畑や植物が教えてくれる、種取りからの考察

いつかの投稿に

「うちの畑は、季節になると勝手に生えてくる植物がある」

みたいなことを書いていたのですが

その繋がりで違和感を感じていたことの答えを見つけて

ハッとしたので記しておきます。

 

勝手に生えてくる植物は

例えば赤紫蘇、青紫蘇などがそうで、ニラやドクダミ草、ミント、花魁草やコスモス、ケイトウなんかもその中に含まれています。

他にもまだ在るはず。

覚えているだけでもこれだけの数が勝手に生えてくるので

ある程度、微調整というか、生えてくる場所を誘導したり、植え替えたりしています。

在る意味、意図的にそうしていることもあって

例えば紫蘇ジュースを作る時に赤紫蘇をとりますが

全部をとらずに花がついて種が落ちるまで待ちます。

だから、これも種取りのひとつの方法と捉えて良いのかもしれません。

 

その他にトマトなんかも、稀に種が残って時期になると勝手に生えてくるのですが…

交雑と言って品種がまぜこぜになってるっぽかったり

だんだん原種らしいものに戻ったりするのを目の当たりにしました。

挙げ句の果てには

最初の姿とはまるで違うものになることも。

 

調べてみると…

食用でない危険な原種に戻ることもある様なので一概には言えないけど

なんか急に私の感覚が訴えて来ている違和感の辻褄合わせが来た気がしました。

まず、最初に思っていたのは

実家で作った野菜と、売っている野菜の味が違うこと。

人参やきゅうりがよくわかりました。

無農薬とかオーガニックとかそういうのも大事かもしれないし

実家で作る野菜は無農薬前提で作っている。それが当たり前というか…

それよりなんか根本的に全然違うところで

なにか違和感があるなぁ…と思ったのです。

 

それと、種なしのぶどう。

種があるものを食べて、ガリッとなったら苦くてがっかり…

だから、いいじゃんと思ってたのですが

食べてみて

美味しいけどなんかもう要らんし、子どもに食べさせとーない

と、なり違和感を感じました。

(私は異常に美味いもんと不味いもん、味がないもんに違和感を感じる)

 

 

でね

原種に戻る、先祖がえり

と、調べていくうちに

二つのことが浮かびます。

・種を残して育てていくと原種に戻っていくのは自然なこと

・もしかしたら人間もそうなのかも

 

種屋さんの記事です。

タネが危ない!わたしたちは「子孫を残せない野菜」を食べている。~野口のタネ店主 野口勲さん | 一般財団法人 Next Wisdom Foundation ネクストウィズダムファウンデーション

「作った野菜が美味しい」の理由な気がしました。

 

農薬や食卓に届くまでの環境を

怖がっているものの矛先が

違うとまでは言い切れませんし

 

生きるためには

今の時代にあるそれも口にして慣らす必要も

もしかしたらあるのかもしれません。

 

なぜなら家で野菜を作っている私ですら

全てを網羅することは出来ず

種を買ったり、野菜を買ったりしていますから。

量産はこの人口を守るために必要でした。

不作だと食べるものが無くなって命を落とすことになるから。

だけど、違うことで命を落とす時代になった。

 

やはり

無農薬を探すのも的はずれではなくて

そういうこだわりのもと作られた野菜たちは

通常量産されるお野菜たちよりも

操作された種ではない確率が高いかもしれないですね。

 

野菜は身体にいいと言われているけど本当なのか

野菜ばかりを食べているのも不足を感じるのに

最近口にする鶏肉の味が、なんだか薬臭い様な気がして食べられなくなりました。

この違和感はまた、なにか別の機会に答えが出るのかもしれません。

 

私は

世界中で起こるあれこれに興味が向かず

話題に出てもどこか浮き足立った答えしか思い浮かばない。

 

だけど、私の違和感は量産するために改良されたり

「人工的な操作が加わったもの」に向いているから

結果的に大きな括りではおなじなのかもしれません。

 

前述の「原種に戻るのは食用でないものになることがあるから危険」というのも

毒性が戻ったりするので苦味が気づくポイントだそうだけど

野生的勘が備わっていれば気づきそうなものです。

そもそも毒をもったものがたまたま突然変異で食べれる様になった時にどうして食べてみたのか…

原始的な直感だったかもしれないし、もしかしたら一か八かだったのかも。(想像では子どもに餌を与える母が毒味をした感じ)

そこに気づけばこれがさほど特異なことでないことの様にすら思えます。要はこのことすら操作っぽいと。

危険回避は情報ではなく、本能だった。

情報では遺伝子組み換え食品は避けている傾向にありますが

それは出来上がったもののことを指していて

種は防げていなさそうなので、実は沢山口にしているかもしれない。

 

で、どうしていこうか。

みんな、家庭菜園をやってみる?😆

そして、種取りをしよう。

交雑の恐れが少ないので、都心部の家庭菜園は種取りに向いているそうです。(上記リンク先、野口のタネ店主さんのお話より)

第三の目をつかう力を取り戻す必要があるのかもしれない。

 

つぶやき…

子どもが学校で育てたミニひまわりもヒントになりました。

先生からの指示で「種をとりましょう」とありましたが、ミニひまわりは種が出来ませんでした。

タネ屋さんのお話にあるF1種、なんですね。

力強さを感じなくて実際弱かったし、お花を撮りたい気持ちが沸かず、そんな自分に一瞬拒否反応が出そうでしたが

そういうことだったのかー。

ちなみに、色んな地域でよく育てている傾向にある、一年生の時のアサガオは種がとれました。

2年生がミニトマトなのもよく聞きますね。ミニトマトは種の依頼はありませんでした。

3年生は、4種類の中から選べたそうです。中には種がとれそうな植物もありましたが、先生方、もしかして種がとれるものとれないものがあるのをご存知で勉強の為に指示されているんだったらすごいなぁと思いました。

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