こんにちは。
着物愛好家・はごろもランジェリー店主の治代です。
今日は、私の生活やお仕事の相棒と言っても過言ではない、杖などと同等だと考えられていることもある
「メガネ」のお話です。
雑談:私の大事なメガネの話
ここ数年、目が疲れやすいな〜と思っていたら、最後に買った(一番新しい)眼鏡がどうやら合っていなかった様です。作ってもう2年くらい経つのだけど…😅
何もかも前と同じに作ったのに、何故だかどうもピントが合わない気がしてそのまた前に作った眼鏡ばかりをかけていました👓
どうにも目が疲れてしまうので、意を決して眼鏡屋さんに相談して…解決の兆しが見えてきました✨
眼鏡って、度数だけじゃなくて、左右の見え方のバランスとか、見える中心の位置とかによっても見やすさが決まるそうです。
そう、見た目ではわからないし度数でも測れない。ヒアリングしてくださる方の知識や経験からくる調整です。目の位置や耳の位置も左右均一ではないので、調整する位置によっても見え方がかなり変わるそう。
そうか…そうなんだ…
同じものに見えるけど、そんなに違うのね。
眼鏡からの考察
世の中にそういうものが沢山あるなぁと思いました。
即席で簡単なもの、模倣されたもの。それが手頃で早く手に入る。それでよしとも言えることもあるだろうけれど
使う人に寄り添う生活の一部としてすんなり馴染む、そして、購入の際には人の温かさを感じるものが存在します。
今回の眼鏡は、鯖江の眼鏡を選びました。前々回の眼鏡も鯖江の眼鏡でした。国産眼鏡の大半の割合を占めるそうです。
店頭では国産だとか産地の鯖江とだけ書いてあり、ほとんどがノーブランドとしての扱い。ですが、中には製作者の名前があるものも。
私はこういう物に惹かれるんだなぁと、つくづく思う。
どんなものに惹かれる?
鯖江の眼鏡より二、三倍高いブランドの眼鏡をかけてみたこともあるし、コンタクトにしたこともありましたが、どれもしっくりこなかったのです。高くついたのに・・・って悔しかったこともありました。当時の私は何より私のことがわかっていなかったのでしょうね。
そして販売者の方と気持ちが通じ合えるかも大事。今回、私の長年の「見えにくさ」その原因をさらりと教えてくださったお店の方。日常の対処法までご自身の経験をもとに伝えてくださるあたり、とても好印象でお仕事に対する姿勢が垣間見えました。
どの職業でも共通して、見ていて気持ちよく、私もそう在りたいと感じることがあります。ただ物を売るのではなく、気持ちが伝わる時は、金額には代え難い価値がある様な気がします。
実際、今まで約35年間で20本以上眼鏡を購入していますが、今回の眼鏡の価格だけで言うと、ちょうど真ん中くらいのお値段です。
でも、見えやすさって、私にとってものすごく大事なことで、生活にも仕事にも健康にも影響してきます。
来週末には出来上がるので楽しみにしています。
※写真の眼鏡は、今愛用しているものです。